蒜山ツアーデスク活動報告


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2012年10月~12月


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2012年06月27日   タウン情報おかやまの撮影が山乗渓谷でありました
表紙を飾る写真の一枚になります なんと!クモキリソウが・・・ 27日、タウン情報おかやまの発行に際しての写真撮影が山乗渓谷で行われました。リバートレッキングの様子の写真撮影でしたが、心配していた雨も降らず、撮影日和に恵まれ、無事終えることが出来ました。25日に清掃活動を行いましたが、その甲斐あり、とても綺麗な風景を撮影して頂きました。ご案内する前にビューポイント等を説明させて頂き重点的にご案内致しました。私の説明の300%の満足感がありますとご案内の前にお話しましたが、ご案内が終わった後お尋ねしたところ、「想像を絶していました」と、とても感動していただきました。撮影中、以前から気になっていた蘭らしい植物が花を咲かせているのを見つけました。なんと!クモキリソウでした。2年来の疑問が解けました。クモキリソウは26日の津黒湿原復活調査の時にも見かけました。



2012年06月25・26日   山乗渓谷の清掃と津黒湿原復活に向けて活動を行いました
MITさんのインタビューを受けて 津黒湿原復活に向けて 将来的にはミーティング広場 作業道より水路の確認
杉林の中にも希少種が・・・ MITさんも同行して下さいました 日糧120トンの水が伏流水に・・ 昼食を摂りながらの意見交換
ギボシ滝での清掃作業 本格的なリバートレッキングのシーズンを前に、25日、蒜山ツアーデスクは清掃活動を行いました。多くの踏み跡が有りましたが、流木等を処理された跡は見受けられませんでした。先ず、山乗渓谷に入林なり沢に入る時は森林管理署より許可を頂いてから入ってください。22日に森林管理署さんにお伺いして7月7日のツアーに際しての許可願いを提出したところ、他のクラブは提出してないとの事でした。今年はパトロールを強化して、厳しく指導されるそうです。ツアーをされる方はそのツアーに参加される方が気まずい思いをなさらない為にも、必ず許可願いを提出して許可を得てツアーを行って下さい。
26日、津黒湿原の復活プロジェクトが大きく動きました。鳥取大学から日置教授、又、本池院生にもご同行頂そして津黒いきものふれあいの里の古屋氏のご協力の下、歯車が大きく回りだしました。調査中貴重な蘭科の植物等が数多く発見されました。又、推定日糧120トンもの水が伏流水になっている所とか、昔の水路跡も見つかりました。日置教授より素晴らしい湿原の復活が出来ると言うお墨付きを頂きました。津黒湿原の復活作業に皆様のお力をお貸し下さい。作業に目鼻がつき次第、ホームページにてご案内いたします。



2012年06月14日   自然保護推進活動とモリアオガエルの調査を行いました
県立自然公園の特別地域附近 放置間伐材によるブリッジ 珠切りされた放置間伐 公園内とは思えない荒された場所
モリアオガエルの調査に出発 先客のオタマジャクシが数千匹 真っ白い卵塊が密集 この場所も密集しています
写されているのに気づいてません 我に返ってにっこり 秘密の産卵場所を後にして・・・ 帰り道、県道の側溝の上にも
14日、14時過ぎより山乗渓谷に津黒高原荘の支配人さんをご案内しました。
昨年山乗国有林で間伐作業が行われたことにより、色々な不具合が起きていましたが、改善されたか確認を行いました。結果は殆ど改善されていませんでした。昨年12月に指摘したことは、殆ど実行されていませんでした。県立公園の特別地域の附近ですが、荒れていました。これから本格的な梅雨のシーズンに入り、大雨が予想されますが、放置された間伐材でブリッジが数ヶ所出来ていました。ブリッジによりせき止められた水が県道を上流れ、路肩の流失や最悪道路の消失が起きる可能性があります。又、プール状になると放置された間伐材が浮かび上がり、多くの木々が下流へと運ばれ、日本有数の渓谷美を誇る山乗渓谷一帯が大きなダメージを受ける可能性が有ります。早急に対応して頂きたいです。
 モリアオガエルの産卵場所へと向かう途中、昨日に続き今日もアカショウビンが鳴いていました。鳴いていましたと言うより鳴き続けていました。本当に今年は特にアカショウビンの密度が高いです。6月2日に行われた津黒山縦走トレッキングツアーの時には姿の確認もしました。(2度目)例年ですと40個位の卵塊をぶら下げるのですが、今年は今のところ25個位でした。ヒキガエルと思われるオタマジャクシがそれこそ、うようよしていました。卵塊は真っ白に近かったので直近の卵塊と思われます。多分あと一週間から二週間は産卵が行われると思います。標高800㍍の深山の古い釜跡で繰り広げられる産卵シーンはとても感動的だと思いますがまだ映像を撮っていません。一人で、それも夜その場所に行くのはかなりの決心が要ります。どなたか一緒に行きませんか。今年駄目なら来年でも。動画を撮りたいと思われる方はご連絡下さい。ご案内します。



2012年06月06・13日   湿原復活候補地で作業を行いました
06日、現地調査 復活作業の第一候補地 とにかく広いです 山裾の作業道からの眺め
13日、作業前の打ち合わせ風景 作業道の調査 刈り払い前はこんな藪 作業道らしくなりました
6日と13日、蒜山下和の津黒地内にある湿原候補地で作業を開始しました。津黒いきものふれあいの里の古屋氏と市職員で環境課の金田氏と蒜山ツアーデスクのメンバー2名の計4名で行いました。6日の日に出てきた疑問点の整理や確認作業を13日に行い、先ずは作業道造りから始めました。40回以上も津黒山で刈り払い作業を行っている私にとってはとても楽チンでした。4人での作業に加え又根曲がり竹に比べ、まるで赤ちゃんの様なやわらかさも手伝い、すごい勢いで作業道の刈り払いはほぼ出来上がりました。後は少し均して平坦にすれば出来上がりです。
次は第一候補地の斜面の刈り払いを行います。出来上がり次第、鳥取大学の「日置教授」に現地確認をして頂、本格的な刈り払いを行う予定です。13日には候補地が、市有地かどうかを確認しました。又、地番も確認しローギアからセカンドギアに入りました。後は3速から4速、そしていよいよットップギアへとカウントダウンが始まりました。「ビオトープにはしない」という大前提の下、色々な方のお力をお借りしながら湿原を復活していきます。真庭市役所環境課の金田氏を窓口に、津黒いきものふれあいの里の古屋氏をはじめ、地元の津黒・南光の自治会の方とか、津黒高原荘さんとか、県下の興味ある方々のボランティア作業も視野にいれ、5年10年と言うスパンで地道に湿原を復活します。
以前はトキ草があたり一面赤くなるくらい咲いていたそうです。眠っていた種子が太陽の光を浴びて目覚めるかも知れません。夢は広がります。



2012年06月07日   大藪漕ぎと巨木巡りにお客さんをご案内しました
気合を入れてスタート 小ピークにて記念撮影 大人気の腰掛のブナの前で 皆さん巨大なブナに圧倒されました
530㌢の栃の木の前にて 1番のビューポイントは感動物です 帰りの沢の途中にて 皆さん達成感いっぱいでした
6月7日、岡山からの8名のお客さんを、大藪漕ぎと巨木巡りにご案内しました。朝からとても天候がよく本来なら暑くてたまらないのですが、木陰の中のルートですので、快適でした。皆さん道無き道を歩くのは初めての経験のようでしたが、元気に何事も無かったかのように歩かれました。日頃から山歩きをされているお客さんでしたので何一つ心配なことは無く、ガイド的にはとても楽なツアーでした。皆さん異口同音に驚きの声を上げておられました。色々な沢山の巨木を、一筆書きのように廻るツアーはそう有るものではありません。現在行っている山乗渓谷の源流部での大藪漕ぎと巨木巡りのツアーは皆さんの期待を裏切ることは有りません。非日常の体験とか感動は自らが一歩を踏み出さないと得られる物では有りません。蒜山ツアーデスクはそのような体験とか感動のお手伝いを致します。興味ある方は是非お気軽にお問い合わせ下さい。驚きと感動に満ち溢れたこのツアーは、心も身体もリフレッシュしてくれます。お一人様からガイドをお受けしています。森の貴婦人サルメンエビネはまだ咲いていました。皆さんとても感動して盛んにシャッターを切っておられました。ご褒美はもう少し続きます。



2012年06月02日   津黒山縦走トレッキングツアーを行いました
基幹林道美作北2号線にて 津黒山東登山口出発点付近 ひたすら復活登山道を踏みしめて 杉木立の中での小休止
MITさんとお話をしながら 標高差は今迄の半分の180㍍ 大藪回廊はまだまだ続きます 津黒山の登山道は木立が一杯
津黒山を1周した西登山口 6月2日、津黒山縦走トレッキングツアーを行いました。広島県福山市とか岡山市等からの参加者、総勢9名で行いました。昨年来の念願であった津黒山の縦走路が完成し、そのお披露目を兼ねてのツアーでした。
この日は地元「まにわいきいきテレビ」さんの同行取材もあり、広く真庭市民の方に認知して頂く良い機会でした。蒜山ツアーデスクとして、40回以上の登山道復活作業を行い、この日を無事迎えることができました。ツアーに参加して下さった方から苦労をねぎらうお言葉を異口同音に頂、ありがたい限りでした。思い返すと1日の進捗が7~10㍍の時も有りました。3本のペットボトルのお茶が無くなった事も有りました。又、作業中初雪が降って来た時もありました。大藪の中、2㍍先に幻の大岩が見え、懸命に刈り払いを行い、ただの暗闇の正体がわかり、一人笑った事も有りました。実際真昼間、暗闇を大岩と勘違いするなんて事はそう有るものでは有りません。しかし、津黒山の大藪回廊は希に見る超大藪です。是非皆さん大藪回廊を歩いてみて下さい。歩けば僅か10~15秒の距離でも元は30分以上かかった所です。今迄の津黒山に新たなスポットが出現しました。根曲がり竹の大藪回廊タコブナとイカブナ、大もみじ、倒木更新の奇妙な形の木、三大河川が始まるパワースポット、アカショウビンの滝そして、頂上からの掛け値なしの素晴らしい眺め・・・。津黒山は本当にスケールアップ致しました。是非皆さん、津黒山にお越し下さり、登山の後は津黒高原荘の温泉で汗を流し、心も身体もリフレッシュてお帰り下さい。蒜山ツアーデスクへのガイド要請もお受け致します。お気軽にお問い合わせ下さい。尚復活した登山道には現在の所テープマークは有りますが標識は設置されていません。登山マップをご希望の方は津黒高原荘さんにお立ち寄り下さい。50部限定で無料にてお渡し戴ける様、蒜山ツアーデスクで7日頃までには準備いたします。お気軽に・・。
皆さん元気に1周しました



2012年05月26日   三平山縦走ツアーのご報告
土砂崩れの跡 オタマジャクシ 登山道の倒木 アカモノ 白花のタニウツギ
5月26日、大藪漕ぎと巨木巡りと同じ日、三平山縦走ツアーを予定していましたが参加希望者がなく、残念ながら中止となりました。ツアー準備中見つけた珍しい動植物の写真を掲載いたします。当分の間見ることは可能と思われますので、興味ある方はお急ぎ下さい。
左端より写真の説明を致します。
     1 林道に土砂崩れ数カ所
       ・・これは市のほうで予算がつき次第執行されるはず
     2 林の中の水たまりにオタマジャクシが一杯です
     3 南尾根の登山道に倒れ込んだ木の処理・整備をしました
     4 可愛い花、アカモノ
     5 珍しい白花のタニウツギ
などが現在見られます。



2012年05月26日   大藪漕ぎと巨木巡りのツアーを行いました
前半部分はこんな感じ 小ピークでの集合写真 腰掛のブナに乗って こんなところも歩きました
森の貴婦人サルメンエビネ 5月26日、津黒高原荘さんと協働の大藪漕ぎと巨木巡りのツアーを行いました。この日は天候に恵まれ素晴らしいツアー日和になりました。先ず、ツアーに先立ち「宇宙探査機はやぶさ」で一躍有名になった中和(ちゅうか)神社にお参りし、道中の安全を祈願しました。皆さんがお参りしていると、なんとアカショウビンが鳴くではありませんか!早速お蔭が有りました。ツアー中には珍しい草花を見ることが出来ました。中でも森の貴婦人サルメンエビネには皆さんとても感激しておられました。ブナの赤ちゃんにも沢山出会いました。根曲がり竹も沢山収穫できました。
 ツアーには山陽新聞の記者とかMITのカメラマンの方も同行取材されました。どちらの方もとても感動してくださりガイド冥利につきました。当日宮本ガイドは植物についての専門知識をフルに活用し、ツアーのお客さんの質問に答えていました。きめの細かい対応をとることができているせいか、早速リバートレッキングの予約とか、秋に行う大藪漕ぎと巨木巡りの予約を頂きました。このことは安全管理であったり、おもてなしの心であったり、プレゼンの仕方であったり森林管理署さんとの連携で有ったりの賜物だと私は思っています。これからもおごることなく初心を大切にし誠心誠意真心を込めてツアーを続けていこうと思っています。これからもご声援の程宜しくお願いします。
 ツアーに先立ち、写真撮影とかHPへのアップを皆さん快く了承してくださり、皆さんの記憶に残る一コマを、ここに掲載することができました。ツアーのお客さんで、データをご希望の方は私のメールアドレス宛にその旨を記載してご連絡下さい。メールにデータを添付してお送りします。今迄記載しているデータもご希望頂ければお送りします。MITで流れる映像をご希望の方はその旨をご連絡下さい。折り返しご連絡致します。皆さん本当に有り難う御座いました。6月2日に行われる津黒山縦走トレッキングツアーの募集を行っています。お申し込みをお待ちしています



2012年05月24日   大藪漕ぎと巨木巡りの直前調査をしました
本当にでっかいね 久し振りに逢えたね ブナの発芽 新緑のブナ林 野獣 と 美女
5月24日、26日に行われる大藪漕ぎと巨木巡りの直前調査を行いました。昨年山乗渓谷の源流部のブナの原生林では沢山の
ブナの実が実りました。そんな訳で、沢山のブナの実から若葉が顔を出していました。近年希に見る多さです。
当日にはツアー参加者の方に見て頂けるものと思います。今回は調査の結果、少しルートを変更してパワーアップしました。
ただの自己満足になることなく、参加者の皆さんに喜んで頂ける様色々な仕掛けを考えています。サルメンエビネは
当日ベストな状態でご覧いただけると思います。あと1週間くらいは楽しめそうです。
ご覧になりたい方はまだ間に合いますのでご連絡下さい。このチャンスを逃すと一年間お待ち頂く様になります。
新緑の中、発芽したてのブナの赤ちゃんを見ながら森の貴婦人サルメンエビネに出逢えるなんて、
そんなチャンスはそう有るものではありません。是非お気軽にお問い合わせ下さい。



2012年05月20日   サルメンエビネの調査をしました
下から上まで満開 一年ぶりの再会 私って貴婦人? 私の方が美人だよ 1本に19個の花を咲かせました
ツアーに先立ちサルメンエビネの調査を行いました。この場所は4月12日に調査を行ったところです。一気ににすべての花が咲いていました。盗掘を防ぐ為のパトロールを強化したり、罰則を強化する為の取り組みも行っています。近い内に罰則は懲役一年以下もしくは100万円以下の罰金に処せられる可能性が出てきました。ある面とても悲しい事ですが、絶滅を防ぐには仕方の無い事かも知れません。5月26日のツアーではそれなりに見学できる可能性があります。ベストな状態では無いかも知れませんが、サルメンエビネが咲いている所を見て頂けると思います。24日中に津黒高原荘さん(電話0867-67-2221)に申し込みをなされば参加は可能です。残り僅かですが、まだ間に合います。お急ぎを。



2012年05月19日   県南の方を津黒山にご案内しました
頑張れ!頂上はもう少し 頂上にて ランチタイムでハイポーズ タコブナの木陰の下で
小学生の皆さん達と保護者の方達15名を、津黒山にご案内しました。一人の途中棄権も無く全員無事登り終えました。昨年までは頂上からの眺めは殆ど無かったのですが、9~12月にかけて刈り払いの作業を進め、その結果頂上からの眺めは今迄とは見違えるようになりました。頂上に着かれた皆さんは異口同音に歓声を上げておられました。「わーっ、すごい!!」と言う言葉が何度も聞かれました。頂上からの眺めを堪能してから、5分くらい歩いたところにある 「タコブナ」と「イカブナ」 の木陰の下で少し遅い昼食を頂きました。この時も歓声が上がりました。それはそれは豪華なお弁当・・・・。津黒高原荘さんの想いのこもったインパクトのあるお弁当でした。津黒高原荘さんのツアー弁当は本当に人気が有ります。皆さんの心には、津黒山からの眺めもさることながら、おいしく頂いたお弁当の味を刻まれたことでしょう。リバートレッキング等をプレゼンさせて頂きましたが、とても興味を持たれ、是非参加したいと言われるお母さん方もいらっしゃいました。旧中和村は皆さん方がご存じない魅力が一杯あります。蒜山ツアーデスクでは津黒高原荘さんと協働で、色々なツアーをご提供させて頂いています。ご相談頂ければ何時迄も心に残るツアーを自信を持ってご提案致します。特に山乗渓谷のリバートレッキングと大藪漕ぎと巨木巡りは皆様方に絶大なご支持を頂いています。ご家族で、サークルで、会社で、PTAで・・・、是非蒜山ツアーデスクと津黒高原荘さんをご利用下さい。



2012年05月15日   津黒山の登山道整備中に見つけたもの
イツツバ アケビ 残  雪 真庭市の入れ物で不法投棄 不法投棄の様子
イツツバアケビは普通のアケビとミツバアケビとの雑種と言われています。普通のアケビは白色の花びらで5枚の葉を持っています。三つ葉アケビは紫色の花びらと3枚の葉を持っています。よく見るととても可愛い花です。残雪ですが、(今年も)驚く程沢山残っていました。右二枚は不法投棄の様子です。基幹林道美作北二号線の斜面に投棄されていました。少し調べてみると、その方たちの生活が少しですが垣間見えました。海釣りが好きで、(たぶん)小さな女の子がいて、缶ビールが好きで、真庭市に住んでいて、車の手入れをそれなりに良くする方で、少しおしゃれな若い奥さんがいて・・・・、生活痕のある多くのものが投棄されていました。この方たちはお子さんに、どの様に説明なさるのでしょうか。多分、真庭市のゴミ袋を使っておられるので、お金はあるけどゴミをそれなりに分別できないのでしょうね・・・。考えると可哀そう。
道路損壊の始まり地点 15~20㌢陥没しています 蛇が這った様な跡 150㍍以上の被害
昨年9月の大雨による基幹林道美作北二号線の被害状況です。側溝が土砂崩れで塞がれ、路盤とアスファルトの間を水が流れて侵食されたものと思われます。被害は150㍍以上に及び、まるで大蛇が這い回った跡のようでした。改めて水のすごさが判りました。
 津黒山の縦走路は90%出来上がりました。縦走なさりたい方は、津黒高原荘さんにお問い合わせなさってください。情報は逐次津黒高原荘さんにお伝えしています。6月より縦走地図を津黒高原荘さんにお置きさせて頂きますので頂いて下さい。無料でお配り致しますが、できるだけ縦走の後は津黒高原荘さんでお風呂をご利用なさってください。限定50部を蒜山ツアーデスクで準備致します。お問い合わせ下さってもOK。



2012年05月12日   津黒山の登山道整備を行いました
ピンクのイワカガミ 仲良し7人組(タコブナの前にて) スミレの花がお出迎え 倒木更新
5月12日、登山道整備で津黒山に登った時、大阪からこられた7人組の方たちにお会いしました。年に2回は色々な山に登っておられるとの事でしたが、真庭市周辺の山に沢山登っておられました。櫃ヶ山、星山、三平山、擬宝珠・・・・。中には大阪の金剛山に、年間350回位登っていると言われる方もいらっしゃいました。時には台風が近づいていても、間隙を縫って登っていますとの事で、ただびっくりするばかりでした。頂上とタコブナイカブナの前で色々なお話をさせていただきました。頂上からの眺めに関しては、とても喜んでいただきました。昨年までの現状をお話した所、今回の作業についてとても感謝していただきました。タコブナとイカブナの前で食事をされていましたが、とても気に入っていただきました。その後作業の為お別れし、作業を終えて家に着いたには19時でした。少し開けたところで面白い形の木を見つけました。倒木更新でこのような形になったものと思われます。津黒山縦走路ができた暁には皆様にお披露目できると思います。調査は今のところ線状ですが、完成すれば面状に調査を行い、沢山の見所をプレゼンさせていただこうと計画しています。現在のところ見所としてはアカショウビンの滝  芍薬  赤白ピンクのイワカガミ  頂上からの素晴らしい眺め  イカブナとタコブナ  泉山と人形峠へと伸びる基幹林道根曲がり竹の大藪回廊  独特の形をした倒木更新の木  チゴユリ  ユキザサ  ショウジョウバカマ  エンレイソウ  エビネ  ギボシそしてツルタチツボスミレ等があります。サルメンエビネとかカタクリも発見できるかもしれません。ワクワクドキドキの縦走路整備は、もう終盤です。



2012年05月02・06日   擬宝珠山の調査と津黒山の登山道整備を行いました
擬宝珠山・象山トレッキングガイドマップ 刈払い作業を行う所 ブナの発芽 ショウジョウバカマ
擬宝珠山頂上のカタクリ 5月2日、擬宝珠山の調査を行いました。この日は生憎の天候でしたが、たいした雨ではなく、又景色もそれなりに楽しむ事ができ、情報収集を行いました。頂上にはカタクリが花を咲かせ出迎えてくれました。中には白い蕾のカタクリも見受けられました標高差は200メートル足らずですし、登山道も整備され初心者の方には三平山と同じくらい楽しむことのできる山です。 当日はあちこちに残雪があり、所によっては靴を雪に蹴り込み歩きました。山桜が咲き、カタクリが咲き、鶯がさえずり、ブナの若葉が顔を出し・・・、冬から春へと急に季節が移り変わった様に感じられました。鶯はぎこちなく頻りにさえずっていました。山歩きには最適のシーズンに入りますが、痛ましい事故が後を絶えません。いくら低い山でも侮ることの無い様、謙虚な気持ちで山に向かっていただきたいです。事故に不思議な事故は無く、起こるべくして事故は起きます。
5月6日、津黒山の登山道の整備を行いました。今年最初の作業になりましたがデポジットしていた刈払い機は雪の為ハンドルが完全に折れ曲がっていましたフェイスガードのプラスチックも変形していました。多分2メートルを超える積雪が有ったものと思われますこの日の作業はとてもはかどり、75メートル刈払いができました。後10回位いの作業で目鼻がつきそうです。6月2日のツアー時には間に合うよう、作業を進める予定です。作業はワンマンの為進捗は遅いですが、確実に進んでいます。色々な発見をしながらの作業ですので、毎回楽しみがあります。作業を終えて帰る途中発芽したばかりのブナの赤ちゃんを発見しました。100年後200年後もこのブナが成長してくれることを願わずにはいられません。左のマップをご希望の方はここをクリックして下さい。メールでデータ送付します



2012年04月23日    津黒高原遊歩道と山乗渓谷遊歩道の調査を行いました
ハシリドコロ キクザキイチゲ 野生化したミツマタ エンレイソウ 野生のワサビ
4月23日、津黒高原遊歩道と山乗渓谷遊歩道の現地調査を行いました。先日の大風と大雨のため、木の枝とか木の葉が遊歩道上に散乱し、かなり荒れていました。このままですと遊歩道の整備には時間がかかり過ぎるので、地元住民の協力を得ながら、旧中和村を訪れた方に楽しんでいただけるよう、整備を急ごうと思います。遊歩道を歩いた感想ですが、春は確実にきています。耳を澄ますと、鳥の鳴き声もにぎやかになってきました。1時間15分から2時間、そして3時間位の3つのコースを作成しています。是非一度”新緑のウオーキング”にお越し下さい。



2012年04月12日    以前盗掘された場所で再度サルメンエビネの調査を行いました
盗掘を免れたサルメンエビネ 新たに発見したサルメンエビネ 新たに発見した3株の内の最大の株 親株の周りには25株の子株が!!
調査中に落とした携帯を執念で発見 4月12日、以前30株ものサルメンエビネが盗掘にあったところで、再度本格調査を行いました。調査としては3年振りでしたが盗掘を免れた株とか当時幼株の為見落とされた株とで3株残っていました。別の場所では新たに3株と、親株の周りで発芽した幼株27株を発見しました。25株もの幼株がどの様な理由で、又はどのような原因で生育しているのか、大いに興味があります。通常サルメンエビネは何故か群生しませんが、この親株の周りでは信じられない光景が見られました。発見した時鳥肌がたちました。夏エビネ等は群生しますが、サルメンエビネは通常3株までです。多くて7株が、今迄発見した中では最高でしたが、一気に塗り換わりました。5月から専門の方と本格的に行う調査で、大きなヒントが得られるかも知れません。僅か100株位の色々な面で脆弱なサルメンエビネですが、保護活動に向けて大きな弾みが付くかもしれません。今この記事を読まれている皆さん、サルメンエビネは高山性の植物ですので、地元の標高450m~550mの所でも中・長期生育は無理です。ましてや街場では不可能です。その意味からも盗掘はお止め下さい。森の貴婦人にはふさわしい場所があります。連絡下さればご案内は致しますので。



2012年04月10日    4月15日開催の10名の御一行様のツアーの下見を行いました
幼木若木巨木老木が混在
する植生の豊かな原生林です
腰掛のブナは、今日も私に
パワーを与えてくれました
4年ぶりに尋ねた435㎝の
幻のブナの巨木
470㎝のブナも遠くから
見るとこんな感じです
雪の上の黒いものはブナの
種で沢山有りました
この時期としてはとても沢山の雪が残っています 4月10日、山乗渓谷の源流部の調査を行いました。約3時間半の調査でしたが、通常よりは密度の濃い活動が出来ました。最初は恐る恐るでしたが、とても快適に雪上を歩くことが可能でショートカットどころか再訪したかった435センチのブナを訪れることが叶いました。4年前、集中的に調査をして以来でしたが、この場所は根曲がり竹の大藪で10メートル進むのに30分以上かかる3メートル先が見えないいわくつきの場所です。しかし、今回は10秒~15秒でその区間を歩くことが出来ました。雪に押さえつけられているからなのですが、こんなに快適に行動が可能ならば、来冬は調査を終えてない源流部の一部地域を集中的に調査しようと思います。場合によれば、5メートルを超えるブナが発見できる可能性があります。調査中、鹿が飛んで逃げたりしましたが、雪の上には沢山の足跡が残されていました。そのほとんどが鹿の足跡でした。一部のサルメンエビネの葉は食されていました。一際目立つお目当てのサルメンエビネはまだ分厚い雪の下でした。このままの状態が長引けば、観察するのにベストな開花時期がずれる可能性があります。これから1ヶ月間の天候に大きく左右されそうです。
 今回の調査で感じたことですが、計画しても実行していなかったスノーシューでの巨木巡りの企画を、計画だけではなく皆様にプレゼンできそうです。調査等を重ねます。ご期待下さい。



2012年04月04日     津黒高原荘さんと岡山の大手バス会社さんを尋ねました
吉備サービスエリアにて 4月4日、津黒高原荘さんと岡山に本店がある大手バス会社さんを尋ねました。
この日地元真庭市蒜山下和では朝方10㌢くらいの雪が降りましたが、岡山は打って変わって抜ける様な晴天でした。
あらためて県南と県北の違いを実感しました。SAでは桜がちらほら咲いていました。今回のバス会社さんへの訪問は
バス会社さんにツアーを企画していただき、その企画の受け皿として津黒高原荘をプレゼンしました。又その企画には
体験ツアーを組み込むことにより、より多くのお客様にアピールしていただけることに力を注ぎました。裏づけとして
先方様に蒜山ツアーデスクを津黒高原荘さんより紹介していただき、昨年来の実績をアピールさせていただきました。
又、安全管理とかリスク管理とかツアー中のプレゼンの仕方等に工夫を凝らしている旨を説明し、共感を頂きました。
この様な活動は今年の夏以降に反映される事ですが、一人でも多くの真庭市のフアンを創る為には必要な活動です。
夏前には体験のご招待ツアーを開催するお話をしました。スポ少、PTA活動、学校関係とか、その他諸々の団体等の
代表者の方のご参加を受け付けます。ここか、詳しくはHPに有ります連絡先等をご参考になり、お問い合わせ下さい


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